園山檸檬として・・・Ⅳ

カッツラハウスvol.2

(9月16日からのつづき)
第一回目のグレプロ公開入門テストを保留になり、2回目の公開入門テストが5月24日のグレプロにて行なわれました。
以下はその時の過去の日記転載です・・・

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(2007年5月24日の園山恭平記より・・・)
入門再テストを終えました。結果は無気力なので入門保留。今回は高橋シェル太郎と二人でテストを受けた。シェル太郎は、下北沢ライブハウスシェルターの店員にしてidol Punchのスタッフ。界隈ではかなりの若手ホープとのこと。試合前の練習でみたら運動神経も抜群、顔つきもストイックだ。SET YOU FREEプロレス軍団の有望新人に間違いない。

会場では、試合前に入念にチェックした。一ヶ月前と同じ内容は見せられない。

試合前の練習では、諸先輩レスラーの方々に肩を借りてスパーリング。足を取ろうと試みるが、先輩方の腰は重く取れない。

腕をとられた。痛い。「うわぁ〜〜」と声をだしてしまう。
まだまだまだまだ・・・ 体力が足り無すぎる・・・

そして、公開入門テスト・・・。恒例のスクワット→プッシュアップをこなし、足と腕はプルプルいってる。
苦しい。そんな肉体状況の中、シェル太郎とスパーリング。途中張り合いもあり、首と腕を3回取った。
そして公開入門テストは終わった。結果は先のとおり。
一ヶ月前の自分と、今日の自分がやっていたことは一体何なのだろう? 素直に自分自身への疑問を感じてしまった。
一ヶ月たって変わっていたものは、慣れだけだった。耐えているだけの自分への慣れ。
生きる意味を、再確認させられた。小さいことも大きいことも、プロレスも音楽も仕事も生活も、本質は同じだ。どこに向かい、何に挑戦し、何を得て、何に成るか。
幸運にも、自分はまだ自分自身をあきらめていない。
会場にお越しになってくださった皆様、グレートプロレスの皆様、高橋シェル太郎選手、ありがとうございました。

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こうして園山檸檬の公開入門テストは終わった。
2回とも入門保留。結果的に実はいまだにグレートプロレスに入門してないんじゃないか、との疑問はよそに、2007年7月8日でのバトラーツ道場グレプロ道場マッチでは、ダークマッチでエキシビジョンが組まれる。
そして、園山恭平の肉体改造もこの頃はじまっており、2007年3月頃60kgだった体重は驚異的に増え現在の75kgまでこの頃のスーパーサイズミー的生活で一挙にアップアップ。(この頃はカラダ重くて動けなかった・・・)
2回の入門テストと、雀幸園での特訓、園山恭平的スーパーサイズミー、はボクの限界超越能力を間違いなく引き出してくれた。忘れていたものを思い出した。
そして、バトラーツジムB-CLUBでの高橋シェル太郎とのエキシビジョンマッチをへて、2007年10月のデビュー戦へとつづきます・・・
(つづく)